目指すべきもの
第1031話 短所を長所に
おはようございます。
皆さん、今日も新しい朝を向かえました。過ぎ去った昨日とは異なる新しい一日が始まったのです。今日も一日、新鮮な気持ちを忘れずに、新しい視点で物事を考えましょう。
1枚の紙の厚さほどのきわめてわずかな違いしかないことを、紙一重と言います。
私は実は、基本的に即断即決ができないタイプの人間だと思っています。しかし、実際には、私のことを即断即決ができる人と見られているようです。
経営者にとって、素早く判断し、素早く決定することはとても重要なことです。このことは、経営者に限らず、組織のリーダーには共通していることでしょう。
私は海外に多く出かけますが、私も含め、日本人は中国人や韓国人に比べ、遙に即断即決ができない人が多いと思います。私は、即断即決ができる彼らを知っているので、自分は即断即決ができないほうだと思っているのです。
しかし、私を知る人は、私のことを即断即決ができるほうだと思っているようです。実際に、私は、経営者に相応しく振舞おうと、できるだけ即断即決をするように心がけていますし、普段からとても意識しています。
その理由は、自分が優柔不断に見られたくないからです。優柔不断な人は、明らかに経営者に向きません。また、優柔不断だと、他人から気持ちが揺れ動いて見えたり、自分の考えを述べないために、嫌われてしまうこともあります。
そのため、私は絶対に優柔不断には見られたくないと強く思っているのです。でも、本当の私は、優柔不断なのです。だからそれを見せないために、不断から、様々な場面を想定するようにしています。何歩の先のことを考えたり、様々なパターンを考えているのです。
こうして私は自分の優柔不断を隠しているのです。優柔不断は、私の最大の短所だと思っています。だからこそ、その短所を出さないように努力しているのです。
でも、短所と長所は、1枚の紙の厚さほどのきわめてわずかな違いしかない紙一重です。見方を変えれば、慎重にじっくりと様々なことを考えるという長所にもなるのです。
短所をそのまま欠点だと諦めて放置することは良くありません。短所も、紙の裏側を見れば長所になるのです。短所と長所は、紙一重なのですから、長所にできるのです。そして、自分の個性であり、最大の良い点になるように長所を活かさなければならないのです。
だから私は、短所を短所として自覚しながら、改善しようとしない人は、そのことが最大の問題だと思います。改善しようとしないのは短所ではなく、問題だと思うのです。
私は、そのように私自身に言い聞かせています。
感謝。2012年1月26日