目指すべきもの
第1007話 縁起の法則
おはようございます。
皆さん、今日もお元気ですか。元気な気持ちは、健康の源です。今日も一日、張り切って楽しく過ごしましょう。
『これがあるとき、かれがある。これが生じるとき、かれが生じる。これがないとき、かれがない。これが滅するとき、かれが滅する』とは、ブッタ(釈迦)の言葉です。
ブッタのこの考えは、『縁起の法則』と呼ばれ、仏教の基本的な考え方になっています。
『縁起の法則』は、作用・反作用の法則と似ています。作用・反作用の法則とは、ボールを壁に目掛けて投げると、ボールは壁を押そうと壁にぶつかって行きます。
壁は、ボールが当たった瞬間、ボールが当たった力と同じ力でボールを押し返そうとします。これが作用・反作用の法則です。
このように、エネルギーを発生したものには、放出したエネルギーと逆のエネルギーとなって返ってくるのです。
ブッタは、この法則と同様に、人の思いや行動においても適用できると考えたのではないでしょうか。
見返りを求めずに人を愛そうとすれば、心は幸福になり、その逆に、見返りを求めようとすれば、見返りなど得られないばかりではなく、心は憎しみとなることでしょう。
また、善を行えば、幸福が訪れ、悪を行えば、不幸が訪れるのです。
私たちの仕事は、宗教活動ではありませんが、この考え方は、私たちの仕事にも通じるところがあるように思えます。
お客さまに喜んでもらえるようにお客さまの立場になって考えて仕事をすれば、きっと私たちにも喜びが持たされることでしょう。
もし、私たちが、自分たちの都合の良いことばかりをお客さまに押し付けようとすれば、きっと私たちには、お客さまから喜ばれることはなく、嫌われることでしょう。
私たちの仕事は、お客さまに喜んでもらうことです。お客さまが喜んでくれない仕事は、私たちを幸福にしません。私たちは、どのようにしたらお客さまに喜んでもらえるのか、そのためにはどうしたら良いのか、何を与えれば良いのかを考える必要があるのです。
私たちは、お客さまからもらうことだけを考えるのではなく、お客さまに沢山の幸せを与えることができる会社になるのです。そうすれば、きっと必ずきっと良いご縁に出会えるはずです。これが私が考える『縁起の法則』だと思います。
私は、そのように私自身に言い聞かせています。
感謝。2011年12月16日