知ってほしいこと
第693話 再び戻ってきてください
おはようございます。
先日、わが社の社員が、二人、突然辞めることになりました。
理由は、家族の事情だと言うことでした。二人は、勤務場所も異なりますし、全く状況も異なります。偶々、同じ時期に辞めるということになったのです。
そして、もう一つ同じことは、二人とも、「今の会社が大好きで、もっともっとここで働きたい」と言ってくれたことです。「できればまた入社したい」とも言ってくれました。
私はその言葉を聞いて、とても嬉しくなりました。どのような事情なのか詳しい話は聞きませんでしたが、辞めて行く人からこのような言葉を聞くことはそれほど多いものではありません。
私は「いつもで戻って来て下さい」と言いました。
私はこれまで去る者は追わず、来る者は拒まずという考えを貫いてきました。
去る人のことを追わないというのは、冷たく思われるかも知れません。私も、貴重な人材が失うことはとても残念なことです。しかし、人には様々な理由がありますから仕方ないのです。
私は、それよりも来たいという人を受け入れることのほうがもっと重要だと思っているのです。それが例え、以前辞めて再び戻ってくることになった人でもです。
私は「いつもで戻って来て下さい」と言いました。この言葉は本気です。そして、私たちの会社は、その人が再び戻って来たいと思われる会社にならなければならないのだと思っています。
私は、できれば誰にも会社を辞めてほしくありません。辞めることになってしまった理由は様々なことが考えられますが、その最大の問題は、その理由を乗り越えるだけの魅力がこの会社には無かったということです。
だから辞めて行く人が悪いのではなく、会社の魅力が足りなかったということなのです。その足りないことになったのは私の責任です。だから、私は、去ろうとする人を、引き止めることなどできないのです。
その代わりに私が行わなくてはならないことは、再び入社したいという人を、いつでもニコニコして向かいいれることなのです。そして、出来るだけ魅力ある会社にして、辞める人を減らすことなのです。
感謝。2010年9月 2日