目指すべきもの
第665話 ありがとうという言葉
おはようございます。
先日、私の前を、赤ちゃんを連れたお母さんが歩いていました。私が、その隣を通り過ぎようとした時、赤ちゃんが持っていた小さなタオルを落としてしまったのです。
私は、とっさに拾って、お母さんに「落ちましたよ」と言ってタオルを渡しました。
お母さんは、「ありがとうございます」と言って、何度もお辞儀をしていました。
私は、とても嬉しい気持ちになりました。
私は、落ちたタオルを拾っただけで、特別に親切なことをしたのでもなく、当たり前のことをしたのです。それなのに「ありがとうございます」とお礼を言われると、何か気分が良くなった気がします。
人は、どんなにイライラしている時でも、「ありがとう」と言われると、気分が晴れるのだと思いました。そして、私のほうのが「ありがとう」という気持ちになりました。
「ありがとう」という言葉には、不思議な力があるような気がします。
相手に感謝の気持ちを表す言葉なのに、その言葉を受け取ったほうまで幸せにするのです。そして、「ありがとう」と言われると、嬉しくて笑顔になります。
人に「ありがとう」と感謝されるようなことをするのは中々できないかも知れませんが、タオルを拾うだけの当たり前のことなら誰でもできます。
そして何よりも、ほんの僅かなことをしてもらっただけでも、こちから「ありがとう」ということは簡単です。「ありがとう」という言葉を相手に送れば、相手に喜んでもらえるかも知れません。
私は、「ありがとう」と言われることをすることよりも、些細なことでも「ありがとう」と言うことのほうが、もっと大切なことなのだと思いました。
そして、「ありがとう」という言葉は、言われた人を嬉しくさせることができるのだと思いました。
私たちの仕事も、お客さまに「ありがとう」と言われ、そして、どんな人にでも「ありがとう」と言えるような取り組みができれば、みんなが幸せになると思います。
感謝。2010年7月26日