聞いてほしいこと
第664話 聞こえないふり
おはようございます。
昨日は、話の聞き方について話をしました。
話をするよりも、聞き方のほうがコミュニケーションには重要だということなのです。
二人や三人で向かい合って話をする時には、上手に聞こうという姿勢が大切なことは当然なことです。しかし、大人数の場合や、向かい合っていない場合などでは、意図的に聞こえないふりをする人がいます。
自分のことが言われているのに、聞こえないふりをするのです。
自分は聞こえていないから、自分には関係ないということを示したいのでしょう。自分は関わりたくないと思っているのです。聞こえなければ知らないで済むと思っているのでしょう。
これは、本当に聞こえていないということと、聞こえないふりをしても同じだという考えがあるからだと思います。
しかし、多くの場合、聞こえないふりをしていることは態度で解ります。本当に聞こえない時と、聞こえないふりをしている時では、人間は全く同じ態度を取ることは困難なのです。
例えば、パソコンで真剣に文字を入力しているとします。そのような時は、傍で声をかけても集中しているので聞こえない場合があります。そのような場合には、入力している手は止まりません。
しかし、聞こえないふりをしている時は、多くの場合、何らかの行動を取っていることは少ないのです。何かが聞こえている時に、同時に頭を使った別の行動をすることは簡単ではないのです。
しかし、実際には、相手の心の中などわかるはずもありません。本当に聞こえていないと言いきればそれ以上は、その人の心に聞かなければ分らないのです。
ただ、もし聞こえないふりをしているとしたら、それはとてもずるいことです。無言で、嘘を言っているのと同じです。
聞こえないふりをするような人にはなりたくないですね。そして、聞こえないふりをする人は、コミュニケーションが下手な人が多いものです。
感謝。2010年7月23日