仕事の進め方
第625話 どうしたらできるかを考えましょう
おはようございます。
アメリカのルーズベルト大統領は、「できるかどうかではなく、やるかどうかだ」と言いました。
私は日々、様々な仕事を、多くの社員に指示しています。社員の2割は、「はい、分りました」と直ぐに答え、その後からより具体的な方法などを聞いてきます。
しかし、残りの8割は、「はい、分りました」と答える前に、必ず何らかの問いがあります。その中の半分の人は、新しい仕事に対して、常に批判的、否定的な言葉を発します。
残りの半分の人は、やることが明確になった時点で、作業に取り掛かります。
これは、わが社の現状だけでなく、私がこれまで別の会社のときでも、概ね同じような割合でした。
ところが不思議なことに、新入社員に指示をすると、この割合が逆転します。8割の新入社員は「はい、分りました」と直ぐに答えます。
これはどうしてでしょう。
きっと、経験が長い人、豊富な経験をしている人ほど、自分の中で仕事に対する世界観があり、防御意識が働いているのだと思います。できるだけ余計なことをせずに、できるだけリスクを負わないように考えているのかも知れません。
そして、失敗することを恐れているのかも知れません。
私は、これまで何度も、出来ない理由を考えるのではなく、どうしたらできるのかを考えてほしいと言ってきました。そして、できないことを証明することは、あらゆる可能性を否定することであり、たった一つのできる可能性を見つけるほうが遥かに簡単だとも言いました。
ルーズベルトは、できる、できないではなく、やるか、やらないかだと言っているのです。できないと言う人は、やらない、やりたくないということを言っているのに過ぎないのです。
また、ルーズベルトは、「私たちが恐れねばならぬ唯一のものは恐れである。」とも言っています。
やる前から、できないことばかりを考え、失敗を恐れてやらないようにすることが、最も怖いことなのです。
わが社の社員は、失敗を恐れず、どうやったらできるかを考えるようにしましょう。できない理由、やらない言い訳は不要です。
感謝。2010年5月28日