守るべきこと
第323話 家族の事情
おはようございます。
私には、障害者の長男がいます。子供が3人です。義父、実母も一緒に暮らしています。そして、私は平日は単身赴任で東京に一人でいます。
皆さんの中には、受験勉強をしている子供がいる人もいることでしょう。寝たきりの病人を看病している人もいることでしょう。
ご主人が、会社でリストラにあって、職を探している人もいるでしょう。
妊娠して子供が生まれようとしている人もいるでしょう。もうすぐ結婚を考えている幸せな人もいることでしょう。
130人もいる社員の中には、様々な事情があることでしょう。
私は、130人だけを守るのではなく、その人たちを取り巻く、もっと多くの数倍もの人を守る責任があります。私は、その大きな責任を背負っています。
全員を守りたい。公平にしたいし、平等にもしたい。全員が満足するような方法を見つけ出したいと懸命です。
しかし、残念ながら、何かを変えるには、一部の人だけの負担が大きかったり、あるいは、全員が負担を負ったりと、どのような選択をしても、全員を満足させることはできません。
皆さんには、誰にも様々な事情があり、できればそれを考慮してあげたいと思います。でも、事情がない人などいないのです。誰かだけを救うこともできなければ、誰か一人だけに苦労をさせることもできないのです。
役員の報酬は全員半分にしました。私は、会社を設立した時、1年間、無報酬でした。これからも無報酬にしなければならないこともあるでしょう。
それは、私だけでなく、役員は全員その覚悟を持っています。役員にも家庭の事情があります。生活があります。しかし、率先して、痛みを受けています。
社員の給与改定も行われることでしょう。大幅に減額される人もいると思います。役員のように、多くの額をもらっている人ほど、影響が大きくなることでしょう。
全員一律に下がるかも知れません。成果が問われる人は、成果に応じるようになるでしょう。責任がある立場の人は、その部下よりも当然痛みは大きいでしょう。色々な方法を考えています。
それでも、私は、皆を不幸にしようとは考えていません。全員を守ることを考えているのです。
間違いなく、辛いと思います。
自分は悪くないと考える人もいることでしょう。経営者だけが責任を取れば良いと考えるのも当然なことです。
しかし、経営者の責任は、単に辞めることでも、無報酬にすることだけではありません。できるだけ多くの社員を守ることなのです。できるだけ多くのです。できれば全員ですが、今の段階で、全員を守ろうとすれば、全員が海の底に沈んでしまう可能性があります。
それでも私は今、全員を守る方法を考えています。しかし、全員が沈まないようにすることが大前提なのです。
それが経営者の責任だと思っています。
皆さんの事情は、痛いほど分かります。家族を悲しくさせたくないと願っているはずです。
私には、130人を超える家族がいるのです。私もその家族を悲しませたくありません。ドリームクラスターという家族の事情も分かって下さい。
お願いです。厳しい環境を乗り切りましょう。
感謝。2009年2月27日