知ってほしいこと
第206話 ブタペストにて
おはようございます。
今日は、ハンガリーの首都、ブタペストにいます。ブタペストは、ロンドンに次いで世界で二番目に地下鉄が開通した都市として知られています。
ブタペストは、ドナウ側を挟んで、ブタ地区とペスト地区とに別れています。「ドナウの真珠」と呼ばれるブタペストは、とても夜景の美しい街です。
ブタベストは、オーストリア・ウィーンから列車で3時間ほどの距離ですので、とても近く感じます。
周囲は、オーストリア、スロヴェニア、スロヴァキア、ウクライナ、ルーマニア、セルビア、クロアチアと実に7カ国もの国に囲まれた内陸の国なのです。
19世紀、オーストリア帝国とハンガリー王国は、オーストリア・ハンガリー帝国として連合する二重帝国体制でしたので、両国はとても近い関係にありましたが、第一次世界大戦後に分離されました。
第二次世界大戦後、ハンガリーはソ連の影響を受けたため、冷戦時代には、オーストリアとの国境には、鉄のカーテンと呼ばれる鉄条網が敷かれました。
その鉄条網が撤去されたのは、今から19年前の1989年5月です。
鉄条網が撤去されると、東ドイツから大量の亡命が相次ぎ、それから半年後にベルリンの壁が崩壊したのでした。
ブタベストの雰囲気は、これまで経験したヨーロッパの都市とは、少し違った感覚を覚えます。
ハンガリーは、ヨーロッパの再西端にあるアジアと言われ、ハンガリー人は蒙古班があるアジア系遊牧民族なのかも知れません。
また、ヨーロッパ随一の温泉国というのも日本に似ているところです。
さらに、オーストリアからハンガリーに国境を渡ると、スズキ製の車が急に増えます。ハンガリーで最も売れている車がスズキ製なのだそうです。
明日は、スロバキアに向かいます。その後、日本に帰国します。
長い休みを頂き、皆さんありがとうございました。
感謝。2008年8月29日