目指すべきもの
第102話 料理には薬味を
おはようございます。
今日、4月1日の年度初めは、ホーチミンで向かえています。
日本には、ワサビという辛子がありますね。寿司や刺身、ソバなどの薬味として使います。ベトナム人は、このワサビが結構好きなようです。
このような辛子は、世界各国にあります。中国にも、ベトナムにも韓国にも必ず辛い薬味があります。料理にその辛い薬味を加え、味を楽しみます。
子供の頃は、辛くて食べられなかったものが、大人になると、辛子を使いたくなります。なぜ、辛いのが美味しいと感じられるように変化するのでしょうか。
薬味は、料理に”少量”加えることで、その味を引き締め、香りを添えて食欲をそそる効果があります。でも、薬味だけを食べても辛くて美味しくありません。あくまでも料理に適量を加えるのがポイントですね。
ドリームクラスターは、今日で、設立してちょうど4年になりました。5年目を向かえます。
倒産企業の平均企業年齢は、18歳だそうです。人間の寿命を80歳とすれば、ドリームクラスターは、19歳位になったところでしょうか。年内には20歳になるようなところでしょう。
そういう意味で、今年度は、ドリームクラスターも大人として脱皮しなければなりません。これまでは、まだ生まれたばかりの子供だからということで甘めに許されていたこともあります。
組織を料理に例えると、これまでは辛いのは少し早いという理由で、薬味を入れていませんでした。しかし、そろそろ薬味を入れても良い時期です。薬味は、子供の頃は辛くて食べられませんでしたが、料理に”少量”加えることで、その味を引き締めより一層美味しくしてくれるでしょう。
では、組織における薬味とは何でしょうか。
私は、”厳しさ”がこれに該当すると考えています。組織の大きさにあった適量の”厳しさ”を加えることで、組織を引き締め、より強い組織にしてくれると思います。
しかし、”厳しさ”は、あくまでも薬味の役割です。主役は、あくまでも社員それぞれの個性であり、素材としての美味しさです。その料理の味を引き出すのが、薬味の役割です。”厳しさ”だけでは、辛くて美味しくありませんから、料理の個性が失われない適量が目安です。
私は、今年から、まず自分からその薬味を試すことにします。”厳しさ”を社員に押し付ける前に、自分に薬味を加え、ほんの少しだけ旨味を増したいと思います。
そこで、社員の皆から私向けの辛い薬味を募集したいと考えています。具体的な方法は追って発表しますが、是非、ご協力下さい。
感謝。2008年4月 1日