聞いてほしいこと
第10話 会社は変化します
おはようございます。
昨日私は、ライジングマスターにおいて、会社設立して最初の社員の契約更新を行いました。
今回、ライマスでは、同時に給与制度を大幅に変更しました。これまでは、基本給のみの制度でしたが、新しい制度では、日本の一般的な会社で行われている勤続給、能力給、役職手当など、複数の手当てに区分けしました。
ベトナムでは、社会保険料の算定が、基本給だけで行われます。そのため、これまでの基本給を、いくつかの手当てに振り分けると、保険料の下がります。しかし、それは、同時に、年金などの額にも影響してきます。
日本では、どんなに手当てを分けても、社会保険料は変わりないため、逆にこれまで分けていた複数の手当てをひとつにするようになってきました。
今回ライマスで変更した目的は、二つあります。
ひとつは、社会保険料が下がった分、会社負担も下がるので、その分を給与アップにしてあげ、社員の手取り額を大幅に増やしてあげようと考えました。
もうひとつは、社員の評価を、能力を中心に行うことと、長く働いてくれている社員を優遇しようと考えました。言わば、これは、日本では既に崩壊してしまった終身雇用制を導入するようなものです。
ベトナムは、急速に発展している高度成長期にあるため、社員の流動性がとても高く、給与の高い会社にどんどん移ってしまいます。
幸い、ライマスでは、これまで採用した社員で辞めた人は、極わずかです。ですから、これまでも長く働いて欲しいとの思いから、長く働いてくれた人を優遇してあげたかったのです。
この趣旨で、契約更新に臨みました。
全社員に説明し、個別に契約の内容を説明しました。ところが、初め、全員が契約更新を拒否しました。
二名は、翌日から会社に来ませんでした。
基本給が下がることが納得行かなかったようです。
しかし、昨日、会社に来なくなった二人も含め、全員が私と新しい給与制度にサインをしました。
会社の思いを伝えることは、本当に難しいと感じました。
皆さん、会社の制度は、社会情勢や、法律の変更によって、変わることがあります。いえ、制度は、むしろどんどん変えなければならないと私は思っています。
変わることは、成長するためには重要なことです。制度は完璧ではありません。
変わることによって、得する人もいれば、損する人も生まれるかも知れません。しかし、変わるということは、現状と同じではなくなりますから、多かれ少なかれ全員に影響します。
でも、それは、皆を苦しめることが目的で行っているのではないのです。
これからも、変わります。それが、ドリクラ・グループなのです。
感謝。2007年11月 9日